C型慢性肝炎とその治療 C型慢性肝炎の診断

監修:医療法人社団 静山会 清川病院 病院長
飯野 四郎 先生

治療を検討する

第一にC型肝炎ウイルスの排除を目的としたインターフェロン療法が検討される

C型慢性肝炎の診断が確定し、病気の進行の程度とC型肝炎ウイルス量と遺伝子型(ジェノタイプまたはセログループ)が明らかになれば、医師からあなたへ病状と今後の治療方針について説明されるでしょう。C型慢性肝炎治療の目標は将来の肝硬変への進行あるいは肝がんの発生予防にあり、そのために原因であるC型肝炎ウイルスの排除を目的としたインターフェロン療法が第一に考慮されます。インターフェロン療法の効果は、主にウイルス量と遺伝子型(ジェノタイプまたはセログループ)によって変わります。以下は推奨される治療法ですが、絶対的なものではありません。医師の話をよく聞き、わからないところは質問して、病状と治療をよく理解した上で医師と共に治療法を選んでください。

[初回治療]

(図)初回治療

[再治療(無効・再燃)]

(図)再治療(無効・再燃)

  • ◆ インターフェロン療法が適さない人−高齢者(70歳以上)、重い心臓病、重い腎臓病、甲状腺・肺を含む膠原病、インターフェロンに過敏症のある人など→対症療法
  • ◆ 病状(肝炎・肝臓の線維化)の程度がごく軽く、患者さんがインターフェロン療法を望まない場合はしばらく経過観察することもあります。
  • ※膠原病
    全身の結合組織(細胞と細胞、臓器と臓器をつなぐ組織)に免疫反応(自己免疫)による炎症が起こる病気。関節リウマチが代表。

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