監修:国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 分院長
熊田 博光 先生
C型慢性肝炎と診断された患者さん(成人)には、原則としてまずC型肝炎ウイルスの排除を目指してインターフェロンを中心とした原因療法が行われます。
インターフェロン療法の場合、ウイルスの量や遺伝子のタイプ(ジェノタイプ)によって適した治療方法を決定します。過去にインターフェロン療法を受けたことがない場合は初回治療、インターフェロン療法を受けたがC型肝炎ウイルスを排除できなかった場合は再治療になりますが、治療方法が異なる場合もあります。また、患者さんの体調や合併した病気の状態によってはリバビリンとの併用療法を受けられない場合もあり、そのような場合にはインターフェロン単独の長期治療を考慮します。
C型慢性肝炎の主な治療方法
初めてインターフェロン治療を受ける場合
| ジェノタイプ 1 | ジェノタイプ 2 | ||
|---|---|---|---|
| ウイルス量 | 多い* | ペグインターフェロン + リバビリン併用療法#(48週間) |
ペグインターフェロンアルファ-2b + リバビリン併用療法#(24週間) |
| 少ない | インターフェロン単独療法(24週間〜48週間) | ||
過去にインターフェロン治療を受けたことがある場合
| ジェノタイプ 1 | ジェノタイプ 2 | ||
|---|---|---|---|
| ウイルス量 | 多い* | ペグインターフェロン + リバビリン併用療法#(48週間) |
ペグインターフェロン + リバビリン併用療法#(24週間) |
| 少ない | ペグインターフェロン + リバビリン併用療法#(24週間) |
||
- *:RT-PCR法で100KIU/mL以上
- #:リバビリンが使用できない場合はインターフェロン治療が推奨されています。

